殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

麦穂の

文楽の人形師さんがおっしゃるところによると、役を演じるのに必要なことは、その役を深く解釈することだという。
人形の動きの裏には人形師さんが推察した、人形の心があるってことなのでしょう。正規の本編然り、ファンサ然り。程度はともあれ動きが伴うものは、みんな。

殤さんは、よほど浪さんの唇にご執心らしい。殤さんが他の木偶にちょっかいを出したがるキャラである、という人形師さんの解釈でなされているのか、それとも相手が浪さんだから、ことさらに、なのか。どうだろう。
三年間、殤さんのファンをやっている方には自ずと答えがわかるはず。

萌え転がりました。あの、つい最近、殤さんが浪さんの唇に触れている(ように見える)画から妄想の塊を産み落としたばっかりだったので、まさかの第二段で。しかも今度は明らかにはっきりと、指で触れているのですよ、もうね。幻覚かと思った。

で、泣いた。

単なるファンサ。それ以上でも以下でもないとわかってはいる。でも、少なくとも殤さんの木偶を扱う人形師さんの解釈的には。浪さんを幸せにしてあげたいって思ってるんだな、と。

今回、啖劍太歳さんだったので、意味的には『お前は俺のもの』っていうのがしっくりくるかな。

お前という魔剣は、俺が手に入れた。
ゆくゆくは人の手の届かないところへ処分する魔剣でも、お前の喉に宿った魔性は生きている限り捨てることができないだろう。だから、その一生を、俺が懐に納めて行く。
お前は、俺のものだ。

なんて熱烈な公開プロポーズ。見届け人はわたしたち全てです。啖劍太歳はやはり、宮中に忍び込んでとんでもないものを盗んで行きましたとさ。