トランプ

朝から、殤浪の妄想を最大限にかき立てるものを見つけてしまった。霹靂の新商品、サンファントランプの絵柄。

殤さんがスペードのエース、浪さんがハートのエース。
もう何年も前の、『ダ・ヴィンチ・コード』の流行りにのって、関連書籍を漁ってて良かった。まだ覚えてて良かった。
スペードは剣でハートは聖杯。男性器と女性器の象徴。浪さんは女性じゃないけれど、それはそれ。

剣士の捧げたクレイモアが、聖杯の男の子宮孔を、懐胎させる勢いで激しく攻め立てる。やがて杯いっぱいに注がれる、白百合色のエッセンス。杯からこぼれて溶けた乳香が、興奮で染まった紅い肌につっと滑り落ち、極まった器の体はそんな些細な刺激にも感じ入り、聲を震わせて喘いだ。

剣と聖杯。ああもう、なんてグッズが世に送り出されてしまったのか。素晴らし過ぎる。
わかっているただのトランプだとは。でも、誰がどのスートを受け持つか、というのは製品開発部門の中の人の采配。ひいては公式の見解。

日本でもどうにかして買えないだろうか。すごく欲しい。