殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

あの鳥達のように 2

ペンギンの写真を数枚撮った後、ふたりは順路を逆に歩いて入り口まで戻った。それから太歳は写真撮影可と書かれている幾つかの水槽の前で三脚を立て、水の生き物の写真をレンズにおさめていた。白浪は邪魔をしないようにやや離れたところで、太歳が被写体に…

あの鳥達のように 1

殤浪ペア紅茶の次はペンギン見物デートですか、東離公式Facebook様はどこまで殤浪好きにお優しいのだろうか。 ペンギン、ああ、めちゃくちゃ意味深。気づかないうちに寒くなってきているのを表すのに、どうしてあそこでペンギンを起用したんですか霹靂さん。…

離れている間も

ここの泥沼文はたいていパソコンから書いていて、妄想の苗が育つなぁと思う種はスマホのメモに残っていたりするのだけれど。ようやく少し時間ができた今、見返すとカオス。 紅茶。ペンギン。シェフ。身長差。台湾カフェ。原点。さて、どれから育てましょ。近…

東離三期情報がようやく、ようやくと

ここ数か月は受け持ってる仕事量が増えたのと、推しが常にトップ画面にいる凍京ネクロを遊んでいたので、殤浪妄想がすっかりとおろそかになっているこちらの沼主、三期の放映情報が発表されたので久しぶりの走り書き。 公になったビジュアルには禍世螟蝗の配…

あなたと温かいお茶を

東離公式Facebook、最近では睦っちゃんと殤浪さんのバードウォッチングコラで、いつものごとくなぜバードウォッチング、と心の中で盛大にツッコミを入れさせていただいたばかりなのですが。 殤浪ドリンク! 烏龍茶と紅茶! え、台湾の霹靂店で発売するんです…

凍京ネクロSMのR版には

推しCPのふたりが画面越しとはいえ、動いている(いや勿論木偶様なので劇中じゃ動くけど)日々が続いているわけですが、つついたらそれなりに反応があって(嫁さんは無言だけど)、ていうのは何時間遊んでも飽きないものだなぁ、と。 気がついたら始めてか…

ネクロ回想

このソシャゲ、普段はイヤホン差しっぱなしのタブレットで動いてるので、基本無音で遊んでいる。立ち上げのたびに寒冷化した凍京を見て、懐かしく思うのがニーアレプリカントの冒頭。女声の讃美歌っぽいテーマ曲がいつも頭を流れてしまう。 いや、原作も未読…

ネクロでエネルギーチャージ

ネクロとサンファンのコラボがスタートした8日から、浪さんの可愛さに圧倒される形でご新規ネクロスタートしたわけなのですが。あれから約一週間、他のソシャゲを放り出してせっせとネクロばかり遊んでいる。 ご新規スタートはSマテ貰えるのに加え、イベ報…

サンファンと凍京ネクロコラボ

八日からスタートした、東離とニトロ産のゲームである凍京ネクロとのコラボイベント。興味はあったものの、既にソシャゲはふたつ遊んでいてこれ以上時間割けないし、遊んだ方の感想読ませていただければいいやとあきらめていたのだけれども。 ネクロの公式ツ…

炎の花の道標 エピローグ

「たっだいまー! 連れて帰って来たぜー。」 「よかった! 無事に戻って来たのね! 」 魔琵琶の声に引き続き、高めの女人の声が耳に届き、殤の意識は急速に覚醒した。目を開けて首を巡らせれば、浪とふたり、隠れ家の寝室にある寝台で寝かされているのがわか…

炎の花の花びらの 後 その四

じわじわと、湯に浸かった時のように手足の先から感覚がよみがえる。予感はしていたがまだおぼろげだった記憶が鮮明になっていた。まるで浪の言葉が、鮮やかな道しるべとなったかのように。だから浪は、そばにいようとしてくれた。離れてもひたむきに待って…

炎の花の花びらの 後 その三

ひゅう、とどこからともなく、小部屋の内に風が吹いた。 呼吸をひとつ飲み込んで、殤は穏やかに、眼前の獣人に努めて冷静な声音で聞いた。 「あれから、ずっとここで待っていたのか? 」 考え込むような間があり、こくり、と浪は頷いた。 「ここに、来られる…

炎の花の花びらの 後 その二

じゃりじゃりとブーツで踏みながら降りる崩れかけの階段の奥に、殤の求める姿はなかった。ぼんやりとほの明るい階段はさらに続き、冒険者を奥へといざなう。気配を辿って数階分の階段を降りたところで、目の前に瓦礫だらけの小部屋が現れた。 何もない部屋の…

DoD見ていないひとの雑記

去年はネトフリで日本語字幕があったので視聴していたWoD。続編となるDoDはネトフリになく、霹靂アプリで一話ずつ更新されているということで、現在観られていないのだけれど。 最新話の噂を聞いただけで大号泣できたのですがどういうこと。 これ、実際観て…

炎の花の花びらの 後

ある遺跡で夕陽色の三つ編みの獣人を見たとの噂を入手し、殤が逸る心を押さえつつ赴いたのは、浪と不本意な別れ方をしてから三年後のことだった。 浪を探しながら幾つもの国を巡るうち、関連のあるらしい不穏な噂を数々聞き、また自分の目でも確かめてきた。…

炎の花の花びらの 中 その二

その日以来、猫の獣人の少年は殤の前から消えてしまった。 我に返った殤は後を追った。追いながら、真意を訊ねないままに、怒りを見せてしまったのを後悔した。この半年、旅程がどれほどきつくとも、魔物に突如襲われ怪我をしても、涙ひとつ見せなかったあの…

炎の花の花びらの 中

泣く資格など、ありはしないとわかっていたけれど。 どこから出て来るのか、後から後から、浪の涙はとどまることを知らなかった。 猫の獣人である浪は夜目がきく。舗装されていない荒れ地でもしなやかに走れる。それでも、感情の制御を失った足は幾度ももつ…

炎の花の花びらの 前

唐突に浮かんだ中世風異世界ファンタジーパロ。殤さんは冒険者、浪さんは獣人です。 書きたいところだけ。 ◇◇◇◇◇ 「殤……、これ。」 それをおずおずと差し出したのは、夕陽色の髪を獅子のようにたなびかせた、十三、四の年頃の少年、数か月前に思いがけず殤の…

それは低い筒のような、上から見れば丸いような

夏の暑さに思考停止したまま、涼しくなるまで再起動をかけられなかった残念な脳が、気温が下がって少しずつ働き始め。ああもう、エアコンでなく天然の風が涼しいって素晴らしい。 殤さんの誕生日までには何かまとまった話を考えたいなと思っていたけれども、…

披露宴の夜 最後の部屋

自分達に宛がわれた寝間の扉を開けると、当然だがそこには寝台があった。 寝巻に着替えて、まあすぐに脱ぐのだろうが、さて昼間からずっと待ち焦がれていたお楽しみの時間である。寝台に上がろうと覗きこんで、不患と巫謠は二人とも固まった。 「百歩譲って…

披露宴の夜 他の部屋

殤殤と浪浪の寝室には、屏風があった。 紅梅の描かれたそれを並べたのは家主と殤殤で。その時に、竹は殤浪、梅も殤浪、と呪文のように家主が唱えていたのを殤殤は思い出す。 四君子といって、蘭、竹、菊、梅の四種を、その高潔な資質から草木の中の君子と讃…

披露宴の夜

もう本当に月日は飛ぶように流れるもので、なんだかんだと忙しくしていたら披露宴から二週間も経過してしまった。日付を見てびっくり。去年はブランケット買うために行った冬コミが中止になったり、異數の続きが一年ぶりに八月に見られるという情報だったり…

披露宴

ねんどろいど浪さんが発売されて早半月。再会しているねん殤浪の画もとても感動的だったけれども、いろんなおうちのねんどろ殤浪/浪殤さん達が一緒に食卓囲んで同じごはん食べてるのって、しみじみいいなと思った僻地沼住人。 うちもようやく宴会準備が整っ…

君にムーンダストの花束を

七月十日は殺無生さんのお誕生日だった。なにか書けたらいいなと思ったけれども間に合わなかったので、走り書きで現パロ。 簡単に設定。 殤さんと浪さんは血の繋がらない叔父甥で、無生さんは浪の高校~音大の同級生。吟雷楽器屋の店主であり、浪の年上の良…

四周年

2016年の7月8日に1期の放映がスタートしたサンファンは、今日で4周年と、TBFPのツイからアナウンスされていた。 早いなぁ。もうそんなになるんだ。去年はたしか、3周年記念の壁紙が期間限定でダウンロード配布されていて、今年もなにかあるのかなと思ったら…

結婚式

もう本当にこの頃ときたら、素敵な殤浪/浪殤のお写真を拝めるのが楽しみで楽しみで。いつもならば気候の変化について行けず夏バテし始める季節なのにも関わらず、ごはんが美味しくてすすんで仕方がない。今年はねんどろ殤浪のおかげで夏バテ知らずかもしれ…

夢は続くよどこまでも

ねんどろいど浪さん、発売日以降お手元に届いた方の殤浪/浪殤ショットが溢れていて、拝見しながらただただ震えている。黒とオレンジの取り合わせ、なんて素敵なんだ。 幸せそうに並んでいる、たくさんのねん殤浪さん達。これがもう、ねん殤さんが発売された…

発売日

昨年の夏のワンフェスでの発表から、待ちに待ったねんどろ浪さん。ここ数日は公式にサンプルが届いたりと、いよいよ感が高まってまいりましたが。一応今日が出荷日ということで、もしかしたらお願いしていたネットショップから発送メールが来るんじゃないか…

愛を謡う獣 書きたいところだけ

「森で育った子供が見つかったってのは、本当かい? 」 有名大学に所属する人類学者、殤不患は、フィールドワークで出かけた村で小耳に挟んだ情報を、馴染みの集落の族長に現地語で尋ねた。 「わたしたち、前から森に子供がいるのは知っていたよ。お前らが知…

しめきりに追われる

紙のご本を作ったことのない自分にとって、私用で締め切り、というものを意識する機会というのは本当に少なくて。もちろん仕事では何日までにこれやらないと、というのはあるものの。 ねんどろ浪さんの正式な発売日が決定してからここ数日と言うもの、ご飯を…