殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

火毛猴のあくたれ 参

「そんな弱腰で事を為せるのか! 」 「あぁん? 」 「七殺天凌と戦えるのかと聞いている! 」 西幽で啖劍太歳一行の天敵であった嘯狂狷を、容易く「玩具」と言い切られ、手の届くところから攫われた直後であった。 追命靈狐は脅威だが、それを連れて行った銀…

うちのにゃんこが一番可愛い

「昼ごはん、外食? 」 「おう、奢りだってさ。お前も来ていいそうだ。」 殤の誕生日から数日後の休日。ぼちぼち昼食の用意をしなければと立ち上がった浪巫謠に、スマホを眺めていた同居人の殤不患が声をかけた。 若い頃からの友人、萬軍破に、彼の七月の誕…

オルフェウスの手

底のない深い暗闇に引き込まれ、眠気を誘う緩やかな落下に目を閉じたまでは覚えていた。 気づいた時には眼前に、己の背丈を上下左右に五つ六つ引き延ばした高さほどの、岩の洞窟があった。 灰に藍色の混じった岩肌は、不思議にも日の差す隙間などないという…

火毛猴のあくたれ 弐

遠ざかる気配を背中で感じながら、浪巫謠は走っていた。 生まれて初めて出来た、浪巫謠の旅の仲間達。世間知らずの己を教唆し、育んでくれる手と手と、手。それらは時に厳しくて、時に羽根布団より柔らかい。 母を失い天涯孤独となった浪にとっては家族とも…

火毛猴のあくたれ 壱

「殤、まだ迷っているのか。不甲斐ないぞ。」 天工詭匠の稀代の発明、魔劍目録に魔剣聖剣、神誨魔械を収められるようになってから、啖劍太歳一行はずいぶんと身軽に西幽中を行き来できるようになったのだが。 宮中の宝物庫より萬世神伏を盗み出した際に拾っ…

ミルクとお砂糖はつきますか

七月も末になり、東離三期放映終了から約一か月。暑さで朦朧としながらも、公式Twitterの情報を読んだり、フェブリのインタビューを読み返したり。 グラッテコラボも二十五日で終わり、来月末にはビジュアルファンブック発売。目次を見たら、各キャラクター…

知らない町を

予定がない限りは、知らない町は迷うので歩きたくないし、どこか遠くへも近場へも行きたくないメイドインインドア派の沼主。連休をgetしたものの、暑くて何もやる気が出ないまま、長年付き合いのあるソシャゲをだらだらと遊んでいた。刀剣もネクロもやめた現…

到福一天

大阪で開かれていた布袋劇オンリーイベント、到福一天。東京のイベントが中止になってしまったので、これが日本で初のオンリーになったようで。東離一期スタートから五年、日本での台湾人形劇の知名度が上がって来た歩みを見るようで、こんなご時世でなけれ…

晴天を祈る

東離三期はもともと昨年十月放映予定だったのもあってか、今回は放映終了後から一か月も経過しないうちに円盤がハイスピード発売されることになっていて、六月二十六日の最終回から二週間強の七月十四日には第一巻がお目見え。さすがにひと月たらずでオーコ…

世界で一番熱く光った春~初夏

Febri、というのは、ラテン語のfebrisからの造語で、febrisには熱、発熱の意味があるらしい。なるほど英語のfever(フィーバー)、熱狂。過去特集を調べたら、虚淵作品が数多く取り上げられており、氏の御用雑誌の感がある。 アニメではないためアニメ雑誌に…

コップ半分のミルク

東離三期の振り返りだったり、あらためていろんな殤浪シーンの確認だったり、放映中にちょっとだけ書いた妄想をもう少ししっかりとした形にしたり、やりたいことは数多くあれど。あれども。 浪さん半分魔族なんだなとつらつら考えていたら、ハーフインキュバ…

優しきこと鳩のごとし

四月から始まった東離三期も六月の最終土曜で終わってしまい、手持ち無沙汰感の強い七月初めの土曜日。どうにも穴が空いたようになってしまった。 「忙しく手を動かしていると元気が出てくるものよ。」とローラの母さんも言っているので、ここはやっぱり手を…

またあーした

普段はサンホラやHR/HM系の楽曲メインで聞いているので、本当に久しぶりにいわゆる日本生まれのラブソングを聞いている。JUJUさんの、また明日。これも殤浪ソングに聞こえるようになってしまった。せつない。どんなに遠く離れても、愛し続けて、そして無事に…

冬来たりなば春遠からじ

とうとう十三話を数えて終わってしまった東離三期。予想していた部分が当たったり、残念ながら願いが叶わなかったり、答え合わせをするみたいな感覚で視聴。 明夫さんはビョンホンと違い、きちんと自分の信念に沿った形で殉ずることが出来たので、そこは良か…

デイビットリーロス

東離三期十二話。ビョンホンの突然のお弁当で自分でも驚くほどに落ち込んでいる。異飄渺ロス。なんだかんだで、明夫さんとビョンホンのでこぼこしたコンビ、好きだったんだな。 あの退場のさせられ方は本当に非道。一期から退場していったキャラは数あれど、…

赤星の轍

「鬼鳥殿の話では、この辺りのようだな。」 「ええ。」 啖劍太歳を追って東離に一番乗りを果たしたものの、力及ばず散った神蝗盟の幹部、蠍瓔珞の末期を知らないかと、最初に鬼鳥に尋ねたのは意外にも異飄渺だった。 仲間にはなったが胡乱な赤い瞳の男は、伝…

かーわいそう、かわいそう

異飄渺はかわいそう。 なんといいますか、東離三期十二話。 のっけから、「萬将軍に続けーーー!」みたいなサンホラ風味に始まり、明夫さんどうしてそれをもっと早くやらなかったの、となり。照媛と婁さんの解釈違い仲たがいは、やっぱりそうだよねぇと期待…

運がいいとか悪いとか

東離三期もいよいよ大詰め、大終盤で、沼底民としても二次創作で盛り上がっていきたいと意気込んでいた六月も折り返し。月頭から他部署でコロナクラスタが出た、しわ寄せのしわ寄せのあおりぐらいがモロにやって来て、一日の時間がとにかく足りない状況にな…

人間の叡智が

先週も慌ただしく、特になんの殤浪妄想も展開できずにうちに帰ったらひたすら眠るだけだからの日常を送ってしまった沼住人。それでも楽しみなような怖いような気持ちで迎えた東離三期の十一話。物語も佳境の十一話。じゅういち。 サンホラ民でもある自分は、…

謀略、偽物、紛らわしい。

謀略、偽物、紛らわしい。……君は、何からそれを学びましたか。 サンファンからです(きっぱり)。 東離三期十話。 救えるかもしれないと、さんざん期待を持たせての、本人に「救わない」ことを選ばせる決断をさせる。べるたーんにとってはどちらに転んでもか…

嘘、裏切り、奸計

「嘘、裏切り、奸計……君は、何からそれを学びましたか。」 サンファンからです(きっぱり) なんて、古い映画の影響ではないがそんなコピーが浮かんできそうなほどいろいろ蠢いて混迷している東離三期、今日はもう十話目。早いなぁ。 今週は私用が多く体調も…

まゆげーーーーーー

眉毛といっても、某メシマズのかの方ではなく。東離九話、誰もお弁当を貰わなかった代わりに超特大の蓮根が転がり込んできた。今のところ個人的に三期で一番テンションが上がった瞬間というのが、一話の凜殺墓参りシーンだったわけですが、九話のラストはそ…

牡丹に唐獅子、剣に鳳凰

絵画になりそうな美しい取り合わせの自然物、相性の良いもののたとえを探すとあらわれる、牡丹に唐獅子。梅に鶯、松に鶴、紅葉に鹿、柳に燕、竹に虎(太歳に猫ふよ? )、そして剣に鳳凰。 すごい、歴史ある大御所カプに混ざっていても全然違和感ない、まさ…

紅一点 一点ほどの暖かさ

有名な句のもじりになるけど、サンファンどうやったらもっと売れるのかな、みたいな話があったので。 といいますか、武侠ものというジャンルの、小説界、エンタメ界におけるニッチさを考えたら、大ヒットといかないまでもそこそこ売れているのでは。知る人ぞ…

黄金に煌めく首

東離三期、妄想がヒュドラみたいに沸いてくるよなー、なんて考えて、思いついたことをだらだらと。 ヒュドラって、キングギドラっぽいよな。ギドラっていったら、重力操るやつだよな。あ、重力操る敵っていったら、螟蝗猊下だよな。なんか、アニゴジっぽくな…

魔界デートの顛末

東離八話、七話でどうも浪さんの血縁らしき魔族が出て来て、これは次の八話でなんらかの種明かしがされるに違いない、と意気込んで視聴していたのですが。……持ち越しなのかい。それでもって、挨拶もしないで帰還という肩透かしっぷり。 一体殤浪は何をしに魔…

いつか咲く花を

この僻地沼で、たびたびお写真を上げさせて頂いている、殤さんと浪さんのねんどろさん。五月の頭まではAmazonさんでもまだ新品の在庫があったのだけど、今日見てみたら殤さんはお取り扱いできません、になってて、浪さんは定価前後のものがなくなっていた。…

だんなさまの秘密

東離七話は六話に引き続き、霹靂さんらしい戦闘シーンの際立った、個人的に好きな回だった。長々と謀略を巡らすような、セリフ回しで続くような回も嫌いじゃないが、やっぱりアクションがたくさんあるとわくわくする。撮影する霹靂さんは大変だろうけど。 今…

とーきーをー、かける殤さん

それにしても、三期の登場人物の多い&濃いこと。東離三期七話でさらに魔界伯爵べるたんが増え、モブながら確かな存在感のネームド魔族となった三人兄弟も増え。 本当はちゃんと本名で書かなければならないところなのだろうが、難しい漢字名前の羅列の多い東…

いてもたってもいられずに

先日発表された東離六話のメイキング映像。外伝映画並みの撮影技術と構想にかけた日数とスタッフ人数と映像の素晴らしさに、霹靂さん側のこのシーンにかけた並々ならぬ情熱を感じた。本編のアクションのどこを切り取っても凄いとしか言いようがない霹靂さん…