殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

ニュータイプ

FSSを読む為だけに毎月購読している月刊ニュータイプ、もともと近所の書店で置いてある冊数が少ないっていうのもあるけど、今月はどういうわけか探し回っても見つからず。仕方なしに取り寄せたのがようやく届いて読めた、虚淵さんのサンファン三期についてのインタビュー。

サンファン三期は一期のような異世界感を膨らませたいとのこと。魔脊山、確かに東離においては異世界だったしな。これはさらなる魔族が出てくるのかも。

それよりも。殤さんと浪さんが道をともにするきっかけのために、睦っちゃんを登場させたっていう。これ、つまるところ殤浪のどっちもプライドが高くてお互い素直になれないから、仲を進展させるために睦っちゃんがいるってことでいいのか。まさかの、現作者じきじきに提供した殤浪仲人だったってことでは。

それにしても、「道をともにする」って表現いいなぁ。殤さんと浪さんは同じ道をともにしている、って確かな証言いただきましたよ。ここでいう道ってやっぱり人生の道だろうから、やっぱり西幽時代から伴侶なんだよな。台湾の設定資料集では夥伴、パートナーと書かれているし、劇中でも七殺天凌の姫が、浪に殤不患の類縁か、といっている。類縁って血縁という意味か、互いに近い関係にあることの意味だというので、完全に第三者の眼、妖刀の姫の視点から見ても、血縁と同等なくらいふたりが近しく見えたってことだよね。血縁と同等なんて夫婦以外なにがあるの。ほんとにご馳走様です。

西幽玹歌を観たあとで二期の再会を見直すと、借金返すのに田舎に黙って奥さんを置いて来た旦那さんが、急な奥さんの訪問に「すまん」っていって狼狽えてるようで。素直に、一所懸命に謝る旦那さんの微笑ましさよ。出会ったときはあんなに敵同士だったのにね。それが、歳月を経てこうですか。一体なにがあったんでしょう。でも夫婦の出会いなんてそんなもんだよな。第一印象で「なにこの人」って思って本気でやりあったのが、内面を知るうちに絆されてって、気がついたら仲間のひとりから人生唯一の相手になってるの。

お互いを知るうちに誤解がとけて、仲間から相棒、生きる道をともにするパートナー、伴侶になった約五年(あくまで私見で)。西幽玹歌でも明かされなかった、殤さんが東離へ来た事情。最初はずいぶんと明かさないでひっぱるなーと思ったけど、逆に言えばそれだけたっぷりと妄想する時間を与えられたということだから、諸事情が不明なのは残念だけどそれはそれでよしとしよう。三期では、さすがに知りたいが。それこそ十年越しレベルで新情報が明かされるFSSに比べれば、来年秋には判明するなんて短いもの。

そういえば、ちょっと新鮮だったのが。劇中でも「西幽でつるんでいた相棒」と殤さんに紹介されてた浪さんだけど、啖劍太歳さんの正体を紹介する文に、「のちに浪の相棒となる殤不患だった」って書かれてて。「殤の相棒、浪」っていう表現はよく見かけるけど。「浪の相棒、殤」っていうのは、当たり前のことなんだけど文字にされたらなんだかぐっと来た。ありがとうニュータイプ