殤浪アクリルスタンド到着
繰り返しになるけれども昔から沼落ちしたジャンルのグッズはそんなに買わないようにしている。それが、予約して買ってしまったアクリルフィギュアとアクリルスタンド、とうとううちへおいでになった。人生初の、アクリルスタンド。
うわぁ、めちゃくちゃ美麗。そしてボリューム感がすごい。立てて飾る場所がないのと傷や埃がつくのがいやなので、抜き出さずに額にでも入れて飾ろうと思ってたのだけど、この躍動感を見てしまうと、模様替えして祭壇作って飾るのもありだなと思ってしまう。
なにより、浪さんがめちゃキュート。よーくお顔のディテールを見れば男の子なのだけど、ぱっと見では、どこぞの姫剣士にしか見えないという。で、イラスト絵の殤さんがごっつくて本当にかっこいい太いおっさんなので、並べると、このおっさんが作中で堂々と、相棒と公言してるのがこの美少女なん!? みたいになる。誰がどうみても、嫁の間違いではないか。一回ね、殤さんと浪さんのアクリルフィギュアを並べて、サンファンをいっさい知らない人に見せて、このふたりの関係性はなんでしょう? と聞いて回りたい。渋いおっさんと、妹分みたいな彼女。剣士の旦那と、気の強い、ちょっとツンデレそうな嫁。知らないひとが客観的に見ても、そんな答えが多そう。お似合いですよふたりとも。
何がいいって、世間知らずで自分よりも一回りも年下で、理解してやりたいと大事に思ってる子なのに、弟分、とは言わないんだよな。年が離れていても、自分と対等だと思ってるからこその、相棒呼び。浪さんはきっと、そんな殤さんの気持ちを嬉しく思っているけれど、長幼の序と、殤さんの死角である背中を守る為に、あえて一歩下がった位置で後ろを歩くのだといい。浪さんの耳はとても聡いので後ろにも目がついているようなもの。お前の背中は俺が絶対に守る、っていう炎の盾の感じがあって、殤さんが前、浪さんが後ろで歩くスタイルもすごく好き。
殤さんの腰にある、浪さんの瞳の色と同じ丸い飾りが、以前から萌えポイントでもあるのだけど、今回アクスタを見て初めて気がついた。拙劍から出てる内功、オーラっぽいゆらゆらがオレンジ色、浪さんの髪の色だった! モノクロばかりの殤さんのまとう色の中に、大きな装飾品と拙劍と、アクセントで浪さんの色がふたつもあるという。道理で、並べるとしっくりくるわけだ。やっぱり運命の夫婦としか思えない。
推しCPグッズとは不思議なもので、ひとつふたつと手にすると、あれもこれも揃えたくなるものなのだな。初めて知ったグッズ沼。ひとまず祭壇コーナーにする予定の一角に、中華っぽい布を買うところから始めよう。