露出多め

ねんどろ浪さんの彩色原型、先日からその愛くるしさを見かける機会が増えて嬉しい。ドールオーナーさんや、木偶主さん、ねんどろオーナーさん方が様々な媒体でアップする、いわゆる「うちの子世界一かわいいでしょ！」的な熱い写真大好きな人間なので、撮るひとのわぁ可愛い、って感情が入った浪さんはいっそうフィルターがかかって可愛い。これが、半年も、うちへ来ないなんて。半年待てば確実に来る贅沢さはあるけど。前ハマってたジャンルの推しキャラは、他の媒体ではフィギュアになったりしてたけどどういうわけかねんどろにだけはなってくれなかった。別の推しは立体物どころかアクキー的なものもろくになかった。だから、推しのグッズが出るというその事実がどれだけ貴重な機会なのかを噛み締める。

撮るひとの気持ちが入った、というところで、以前にどっかで書いた現パロ太歳さん×白ふよさんの妄想で、モデルの仕事を干されてしまった太歳さんが次に何をするかで、カメラマンという選択肢もありだと思ってしまった。仕事で仲良くなったカメラマンの手伝いをしながら勉強して、風景から広告写真からなんでも撮るのだけど、一番評判のいい写真は、白ふよさんを被写体にしたもの。

普通のカメラマンと違って、太歳さんに撮られるのは恥ずかしい、という白ふよさん。幼馴染の気安さで、白ふよさんを最大限にリラックスさせて撮れる太歳さんは、その内面から出てくる清らかさや、誠実さ、たおやかに見えて一本筋の通った強さなんかをカメラ越しに切り取ることができる。そして他の撮影者が引き出すことのできない、太歳さんだけが見られるはにかんだ笑顔も。

なによりも太歳さん自身が、あーもうこいつ、ほんっとたまんねぇな、と思ってにやにやしながら撮ってるものだから。

（服着てても綺麗でしょこいつ、でも脱いだらもっと綺麗なんすよ誰にも見せねぇけどな。）

いや、モデルさんはお洋服を素敵に見せるのが第一ですからね。まずお洋服の良さをね。でも目線が目線なので、仕上がりはどっかエロい。

青空の下、ひまわり畑で白いTシャツ着て、日焼けすんなと太歳さんの染めない麻の大き目シャツ羽織らされて、素材にする花を撮りにきた小旅行なのに俺ばかり撮るな！と叫んで笑ってる白ふよさんの爽やかさ。日帰りデートに誘って良かったな、とカメラ越しに恋人を見つめる太歳さんのまなざしをもってすれば、目の前にいるのは世界一と豪語できる、きれいで可愛い彼の被写体なのだった。仕事干されてもどこ吹く風でいたのは、そばに白ふよさんがいたせいだね。