殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

魔女と野獣

翻訳ソフトをかけながらplurkやweiboの記事を読んでいると、殤さんの名前は苦しまないで、浪さんは頻繁に波の魔女、ウェイブウィッチとして変換される。名詞として登録すればきっとちゃんと出るんだろうけど、やり方がわからない。男性角色である浪さんの名前が魔法使いではなく魔女、と変換されるたびに、まあ見た目が完全に美少女だからね、と納得してしまう。設定資料集を見る限り、日本側から名前のイメージが提供された痕跡がないので、もしかすると霹靂社さんの側で完成した木偶を見てつけた名前なのかもしれない。

名前からしてまんま、セイレーンなのだろうな。魔性の喉を持ち、舟で行く旅人を歌で惑わし海中に引きずりこむ。セイレーン、人魚浪さんの妄想は何度かしたけど、納得いく結末がどうも悲恋にしかならなくて諦めた。精一杯まっすぐ恋に生きて、泡になって微笑みながら散る。そんなセイレーンの発想しか出てこない。

童話系でハピエンで考えるのなら、殤浪は美女と野獣パロのほうが妄想しやすい。

魔法で恐ろしい野獣に変えられてしまった殤さんの姿を、外見でなく心の眼でひとを見つめる浪さんは怖がらない。コミュ障で、働かずに音楽ばかりに打ち込んで変わり者、と思われていた孤独な浪さんは、城で殤さんと過ごすうちに次第にその不器用な優しさに惹かれていく。そんな浪さんの心を取り戻すべく、領主の娘に差し向けられた狂狷さんが乗り込んできて、、、という話。野獣は殤さんというより、太歳さんかな。荒っぽく乱暴で、狼の群れ相手に竹無双するような。ガストン役は当てはめるのが難しいので、嘲風さんと狂狷さんのセットで。

書いていたら久しぶりにアニメの美女と野獣を見返したくなった。真実の愛。自分よりも誰かのことを大切に思うこと、と違うディズニーの雪だるま氏も語っている。町に置いて来た母上が心配な浪さんを思って、殤さんは町へ彼を帰してしまう。それによって永久に呪いが解けないと知っていても。愛しているから、好きなひとの願いは叶えたい。狂狷さんの策略で閉じ込められても、脱出して野獣の元へ駆けつける浪さん。浪さんもまた、殤さんを愛するようになっていたものの、生来の恥ずかしがりが災いして素直に口に出せずにいたけれど、狂狷さんに攻撃されて瀕死の殤さんを前にして、心の丈を打ち明ける。その時呪いは解けて、野獣は元の王子へ戻るのだった。

美女と野獣パロ、いいなぁ。殤さんと浪さんに、大広間で踊ってもらいたい。