衣と住と

なんだか地震の頻発している関東地方、朝起きてみたら机に置いたままだった、ウッドクラフトの椅子に座らせておいたはずのうちの浪浪さんが、椅子ごとひっくり返っていて可哀相なことをした。こればかりは家具固定しておけないしな。殤浪を飾って置く住居スペースも早めに確保しなければなるまい。お衣装の次は家具、住居問題か。つくづくねんどろさんの世界って奥が深い。ひとつ進んだらまた次の山が出て来る。

調べたら、ドールを飾って置くスペースとしてはドールハウスという世界もあるのだった。お人形と、家具と、いい感じの小物をひとつの空間に配置して、撮影したりして楽しむ文化。ねんどろさんはまたドールとは違うものだけど、それに近い遊びができる。刀剣乱舞では和室が多いようで、なるほどキャンドゥの和室背景って本丸に当てはめるのにちょうどいいもの、それは売れるよな、と。

東離だとまだ定まった住まいのない殤さんと浪さん。三期では拠点としてどこか落ち着いた場所が提供されるといいね、と思ってるのだけど、そういうイメージでおうちやお部屋を作っていったらいいんだろうか。

でも中華圏の家の知識なんてほとんどないので、何を置けばいいのかというのもすぐには思いつかず。Amazonさんで調べたら、中華っぽいドールハウスも沢山あって、そこは丹翡さんちみたいに掛け軸がかかっていたりもした。なるほど。

掛け軸と、壺と、書道の道具とか。台湾と言えばお茶なので、お茶を入れる道具も欲しい。って見て行ったら、いろいろきりがない。ねんどろさん達は中華圏仕様で、ボディ付きさん達は現パロ仕様にしたいと思ったら、違うものをそれぞれ揃えなきゃいけなくなる。大きさも、縮小スケールというものがあるらしく、家具や小物は合うサイズじゃないと不自然になるらしい。そりゃそうだ。知らない世界がまた、目の前に広がっている。いんとぅじあんのーん。

で、衣装と住み処が整ったら、今度はきっと食玩を揃えたくなるんだろう。これが、いわゆる人形沼というやつなのだろうな。

「ま、ほどほどにな。100均の椅子だってかまわねぇさ。隣にこいつが座ってるんならな。」

「殤と一緒の場所なら、たとえ星空が屋根代わりでも、どんな宮殿にも優ろう。」

写真は甘味処の背景と、机と椅子はお寿司屋さんの机、ノーペイントのまま。床はセリアのマウスパッド。パンツは端切れより自作。

写真の撮り方、加工の仕方も正直よくわかっていないので、ぼけたり光ってしまったりサイズが大きくなってしまって困った。撮る段階で小さい仕様で撮らないと駄目なのかな。写真の加工技術も難しそう。これまたほんとに未知の世界。

うちの即席の浪浪さんはフェイスメーカー特有の凹凸のない丸顔で、悪の判別能力と斷邪をどこかへ置き忘れてきたようなぽやんとした雰囲気になってるのだけど、毎日殤さんを見て微笑んでるところが可愛過ぎて語彙が消える。殤さんも、可愛くてたまらないって様子で眺めてるのが、また。見せつけてくれますね。

まあ、収集は焦らず、ゆっくり行きましょう。