殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

応援したい

台湾で昨年末に実施された西幽玹歌の応援上映が、ファンの有志が働きかけて実現したいわば、日本でいうところのドリパス版応援上映だったらしい。台湾のファンの皆様すごい。応援したいと一口にいっても、なかなかできることじゃないものな。

日本でできること、といったら。ドリパスさんに毎日投票して再上映をお願いする、とか、できるだけグッズを買って応援する、とか。後は、周りのひとに東離の布教をするとか。個人的にできるとしたら、そういうのしか咄嗟に思いつかない。応援したい気持ちはあっても、ちゃんとした形にするのって難しい。そこは自分の発想が貧相なのがもどかしくもある。どうしたら表現できるのかアイディアがあるひとがいたら、全力で乗っかろう。

 

それにしても久しぶりに白ふよさんと太歳さんの木偶様が並んでいる新しいお写真を目にした。こうしてみると白ふよさんの白一色のお召し物って本当に素敵で。霹靂ご本家にも白をお召しの木偶様はいっぱいいるけれど、袖に銀色のラインが入っていたり、ポイントで挿し色が入っていたりで、完全に白一色っていう方は思いつかない。盛っていって整える足し算の美じゃなく、日本らしい、引き算の美だなぁという気がする。控え目で、それでいて美しい。

西幽のライブステージにこんな美青年が麗しいヴィジュアル系の衣装で登場して、憂い顔で歌っちゃったら確かに惹かれる。ピアノバーだったりジャズバーだったりで、それまでざわざわしてるのに演者がスタンバイして演奏が始まると、聴き入るように一瞬静寂が走る瞬間が好きで。で、別にじっくり聞かなくていいんだなってなるとまたざわざわが戻ったり、名のあるひと達だったらそのまま静寂が続いたりするんだけど、その少な目のざわざわと演奏が混じった音をお酒の入った耳で聞くのが心地良い。

それを考えると白ふよさんの場合、酒楼、バーラウンジというよりもお酒が飲めるバー付きのライブハウスって考えた方がいいのかも。演奏に夢中になるひとはステージ前で熱狂するし、そうでないひとは飲みながらライブを楽しむし。でも、その辺のライブハウスよりもきっと、ドリンクも席料もめちゃくちゃお高いんだよね。外国のアーティストの来日ライブよりもきっと、法外に高かったに違いない。それでもファンなら通ってしまうんだな。めちゃわかる。グッズも出てたら使うあてもなく買ってしまうんだ。タオルとかピンバッジとかね。赤毛の店主もきっと、白ふよさんのサイン入りの手拭いだの、汗を拭いたハンカチだの、琵琶を弾くときの爪(ピッグ)だのをご贔屓の観客にプレゼントもしくは販売していたに違いない。ファンて単純だからそれだけで嬉しいもんなんだ。バックヤードで実際に会える権利なんかは、グッズよりも高い。

そう考えると気になるのは、酒楼の客層。ヴィジュアル系アーティストだったらもっと、女性客が多くてもいいはずなのに男ばっかり。たしかに江湖は男社会だろうけれど、霹靂には女傑な角色さんもいっぱいいるしな。稼いで貢ぐんなら女性にだって手段はいろいろある。

ともすると、あのヴィジュアルとも相まって、白ふよさんはやっぱりアイドル性が高まって来る。江湖のおじさま達の、魔性のアイドル。店主は白ふよさんを、さらわれそうでうっかり外へ出せなかったに違いない。あの法外な費用はセキュリティ費だったのかもしれない。

白ふよが消えて王宮へ行ったあと、白ふよ応援隊(ファンクラブ)の江湖のおじさまファンたちが、彼を取り戻そうと決起集会をしているところまでなんだか目に浮かんだのだった。