殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

椅子を選ぶ

お裁縫を始めたので、ふたりいるうちのひとりのねんどろ殤さんにボディをつけさせてもらって数日。頭の中で想像していたのと、実際にやってみるのとではいろんな部分が違って発見の連続になっている。

針と糸を持つのに疲れてきたため、今日は先日買い、その後でまた買い足したキャンドゥのウッドクラフトシリーズの、ソファとテーブル、お寿司屋さんの机と椅子を作っていた。

椅子もソファも、座面の高さが高くて足が浮いてしまうという点を除いては、浪さんはちゃんと座ってくれるしそんなに不自然な感じはしないのだけど、問題は殤さんだった。椅子はまあ、背中に薄いクッションを入れれば問題なく大丈夫。(足は浮くけれど。)完全に駄目なのはソファだった。原因はあの、風になびいてファサっとしている髪の毛の部分。(背中から髪の毛まで最大で三センチ近く隙間がある。)ねんどろさんであればなんの問題もないどころかカッコよさをひきたてるそのふぁさーっとした部分が、どうしてもソファの背もたれに当たってしまうのだった。

これが椅子であれば、ウッドクラフトのように背もたれが斜めじゃなく直角についているタイプの椅子で、背もたれの高さが座面から四センチ程度であれば、髪の毛と背中の間に背もたれが入るのでそう違和感なく座っていただくことができる。

つまりは、椅子でもハイバックの椅子や、分厚い背もたれだと、髪がひっかかってお尻が浮いてダメということに。なるほど、椅子を選ぶのだなぁ殤さんは。

背もたれが斜めの椅子でもめっちゃお尻が浮いてる斜め座りで行けないこともない、のだけど。ねんどろさんは頭が重いので重心が後ろへ行って、ものによっては椅子ごと後ろにひっくり返ることに。

かといって、背もたれなしの椅子ならどうかというと、まだウィッグで頭の軽いはずの浪さんもバランスが難しいし、やっぱり後頭部が重たい殤さんは後ろにひっくり返る。

これが足を伸ばした座位とか、机の角に座らせるとかだったら、髪の毛がひっかかって支えになってくれてむしろ安定する。殤さんの椅子選びはトライ&エラーが続きそう。

でもあの三本の三つ編みの跳ね具合を見る限り、六月に来るねんどろ浪さんも、もしかしたらこの椅子問題にぶちあたるかもしれない。可動式になってるっていっても、どこまで動くのかわからないし。殤さんと同じく、三つ編みとボディの隙間に背もたれを挟んで座るスタイルになるのかも。

ソファでふたり並んで座ってる殤浪、見たかったんだけどな。うちでは今のところ椅子を二脚くっつけて対応するしかないので、公園のベンチの背もたれ直角&低いバージョン的なのを探さねば。

 

まあでも、椅子はいいんだ。解決法がわかったし、ちょうどいい椅子というのも探せばきっとある。

あの浮いている髪の毛でどうしようかと思っているのは、仰向けに寝かせたとき。マジシャンがよく、三つ並んだボックスの上に寝て、足元と背中のボックスを外しても体が空中浮遊してるみたいに両足が浮いてしまう。横向きに寝かせてもちょっと浮く。布団をめっちゃ柔らかく作って、頭部を沈ませるしかないのか。

ま、でも。足が浮いてようと横向きで向かい合って寝ている殤浪が実に幸せそうなので、そこはいいか。

「そうそう、細かいこたぁいいんだよ。手を伸ばしゃ届く位置に寝てられるんだからよ。」

「(こくこく)」←力いっぱい頷いている。

そうだね。ひとりじゃなくって、お互いの手の温度を感じながら眠れるのだから、いいよね。というわけで、うちの殤浪さんは毎晩手をつなぎながら端切れ布に埋もれて寝ている。可愛すぎて鼻血がでそう。はやく布団も作らなくっちゃ。