殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

黄金に煌めく首

東離三期、妄想がヒュドラみたいに沸いてくるよなー、なんて考えて、思いついたことをだらだらと。

ヒュドラって、キングギドラっぽいよな。ギドラっていったら、重力操るやつだよな。あ、重力操る敵っていったら、螟蝗猊下だよな。なんか、アニゴジっぽくならないか、と。

照君臨が復活して西幽がめちゃくちゃになるよりも、殤不患殺害と魔劍目録奪取のほうが重要だと考えている速水さんと、納得していない明夫さん。

速水さんは、なんでそんなに魔劍目録が欲しいのか。なんかお気に入りの劍でも入っているのか。アニゴジパロ(ネタバレ有ります注意)だと、こんな感じか。

物理学の知識なしで、SFのお約束もわかってないんですが、重力には時間を歪める働きがある、というのは知っている。重力を自在に操る外法を修行するうちに、猊下はもしかしたら未来を覗いてしまったのかも知れない。未来に待ち受けている、人間の滅び、みたいなものを。どうせ滅びるんだったら、大人しく待っていないで自分の手で滅ぼしてしまえ、なんて考えてる破滅的な宗教論者で、魔劍目録は異次元から滅びをもたらす存在を召喚する為の供物。

召喚が成功したら、あらゆる異次元も、あらゆる時代をも飛び越えて、剣の本来の使い手の英雄達(まあ、古陵逝煙みたいなのもいるが)がやって来る。彼らは呼び出した猊下に手を貸して、この世に滅びをもたらしてくれる高位の存在で。対抗しようにも、元々この次元の存在じゃないので触ることができず、戦えない。目録には神誨魔械も入っているので、魔王も魔族達もなすすべなく倒れていき。こうして滅んだ世界で、猊下はたったひとりの蝗の神になる。蝗害の後は草一本残らないから。信者くらいは生かしておくかもな。

こうなると、魔界と人間界が恩讐を越えて手を結び、神蝗盟と戦う日が来るのかもしれない。既に未来を見た殤さんは、目録が猊下の手に渡らないように戦っているし。魔王は新しい魔劍がこれ以上人間界に渡ることのないよう、魔族達に自重させている。幽皇は異世界召喚を封じる研究を地下で続けていたが、失敗してうっかりと自分が異世界に飛ばされてしまった(そして十年)。

 

まあないとは思うけど。最後は今まで出て来たキャラ総員で、敵味方なく猊下に立ち向かったらちょっと熱い展開。でも、お腹に子供がいる睦っちゃんを残して、魔化して弱った浪さんを連れて、目録ごと猊下に特攻しようとする殤さんは流石にパロでもアウトかな。凜さんはたぶん五十年後も子供達相手に元気に語り部チンドン屋)をやっていて、英雄達の物語を語っている。「さて、今日はここまでにしようではないか。」と。その中には護印師装束の金髪の子供や、棒切れを持った長い黒髪の子供も混ざっている。

 

伝統的な怪獣作品のゴジラに、SF要素や終末思想、宗教や人間哲学なんかを組み込んだ原作者様のことですよ。伝統的な布袋劇に、SF要素や終末思想や宗教を組み込んできても、不思議はない。願わくはそれが、シンプルでわかりやすいものであることを。難しいことを長々と言われても、ごめんなさい正直よくわからないよで終わってしまうので。