くーる、もうすぐくる

エア雷鳴の日に、僻地沼ならではの中二病的妄想劇をねん殤さんや自作浪浪で楽しんで、日頃の仕事やプライベートでのストレス＆コロナストレスを大いに発散したわけなのだけれど。もうひとつ、いろんなものを吹き飛ばしてくれる嬉しいお知らせがグッスマさんからやってきた。

昨年夏のワンフェスで発表されて以来、待ちに待ったねんどろ浪さん、６月２６日に出荷決定ですよ。Amazonでは６月３０日に発送になっていた。発売延期しないで本当によかったな。ブラッシュアップされた原型が早くに完成していたのが決め手なのかも。妄想じゃなくてもうすぐ本当の殤浪に会えるという喜び。

妄想劇場でもちらっと顔みせしたけど、我が家には三人目の殤さんがいらっしゃいました。自作した浪浪に愛着がわいて、ずっと一緒にいた殤殤を引き離すのが忍びなくなったので、あらたにお迎え。数をたくさん作ってくれたらしく、Amazonでは発売後一年は経つのに、定価とそんなに変わらない値段でまだ新品殤さんが買えるのですよ。（凜さんは中古でも殤さん三体分ぐらいの恐ろしいお値段しますが。）

三人の殤さんと、二人の浪さん＆うちの浪浪。賑やかになることこのうえない。

となると、おうちスペースも拡張しないとならないし、なんといってもボディつき殤浪が二組になるので、衣装も倍必要になる。自業自得ですが忙しくなります。

洋服よりも和服のほうが手っ取り早く縫えるので、しばらくは着物増産でいくか。型紙の教科書を買ったのだけど、どうみても洋服のほうが難易度が高くて時間がかかるので、裁縫スキルがあがるまでは和服＆チャイナ＆漢服メインになりそう。

漢服といっても、ちゃんと調べたら、和服と同様に各時代によってスタイルの変遷があった。一番現代寄りな明の時代の漢服はまだしも、唐の時代の胸まであるスカート、あれは難しそう。袴やプリーツスカートの応用なんだろうけど、プリーツがめちゃくちゃ細かくて折れる気がしない。浪浪に着せたらぜったい可愛いので挑戦はしたいものの、どうやったら再現できるんだろう。

ちいさいお人形の服を作るのは、これは作ってみないとわからないことだったのだけど、本当に手間がかかるもので。ディーラーさんのシンプルな開襟シャツが２０００円とかしてて、以前はこんな狭い布量に、人間と変わらない価格が？　と謎だったのだけど、縫い物を自分で始めてわかった。あれは３０００円要求してもいい品だったのだと。

そう考えると霹靂さんの衣装部の方々は本当にすごい技術の神々。薄い布一枚縫い合わせるのにも大変なのに、厚さの異なるさまざまな素材から、革から、見事な衣装を作り出していくんだから。今後YouTubeで、霹靂衣装の制作講座みたいなのがあったら絶対視聴したいと思う。