サンファンと凍京ネクロコラボ

八日からスタートした、東離とニトロ産のゲームである凍京ネクロとのコラボイベント。興味はあったものの、既にソシャゲはふたつ遊んでいてこれ以上時間割けないし、遊んだ方の感想読ませていただければいいやとあきらめていたのだけれども。

ネクロの公式ツイで紹介されていた、動く殤浪を見てもう、胸を撃ち抜かれてしまった。特に浪さん、その可愛さはなにゆえに。ほんのり唇を開いてなにか言いたげにしているところなんか、愛嬌がこぼれるようで。木偶様も美少女だけれども、イラスト絵の浪さんも小さなお顔に表情がくるくると豊かで愛らしくて、ちょっと妖艶で、永遠に眺めていられると思ってしまった。

これは面倒でも、時間作って遊ぶしかない。そう決めて、ダウンロードからチュートリアル。武器もいっぱい種類があるようなので、昔ながらの手間暇かかるRPGみたいなのかなぁ、とおっかなびっくり新規スタート、したものの。

……開始して７時間ほどで、東離コラボイベント、ENDのクレジットが。

えー、最新のソシャゲってこんなユーザーフレンドリーな、新規で始めた人間が７時間でイベントストーリークリアできちゃうくらい敷居の低いものなの、ってまずびっくり。

新規組なので正直最低でも2～３日はかかると思っていた。勿論キャラクターや武器の強化を極めていくと、それこそ何か月もかかるし課金も必要になるんだろうけれど。

最初にもらえたチケットでひけた星５キャラと、主人公キャラ、無償石で回せる、コラボイベ限定スカウトガチャで来た凜さんの三人だけ、とりあえずすぐ死なないようにHP上げをエクスブレイン強化でやって（チップはけっこう使う）。星５武器が出たらそれなりに強化して。あと、本編や限定ミッションを進めたりしてAPをちょいちょい回復させて。

あとはバトルのたびに強いパートナーさんをお願いしてたら、RANK８ぐらいでストーリークリアしてしまった。というか、ほぼパートナーさんしか戦ってないよ。いいのか本当にこれで。

ストーリー内容は、意外なあのお方も登場だったのと、予想以上にテキストボリュームがあって、かなり前から練られたコラボイベだったんだなと想像。

浪さんは諸般の事情で喋らない仕様でがっかりだけれど、そのぶん聆牙ちゃんがせっせとコミュニケーションをとってくれる。

もっとも、本当であれば一期、二期の再放送から10月に三期予定だったのを考えると、ちょうどこのコラボイベントと三期放映が重なるようになってたはずなので。返す返すも延期になってしまったのが残念。

初日でストーリーはクリアしたものの、さすがに７時間では殤さんは入手できず。周回してお人形を集めなければいけない。聆牙もひとつは入手したけど、レベルを上げるには複数なければいけないようだし。逆にいえばキャラをがっつり育成するんじゃなければ、ストーリー見るだけなら無課金で丸一日で終わる、ファンにはありがたい仕様になっているのは嬉しい。

というのも。このコラボイベ終わってからもネクロを遊ぶか、というと、美少女よりどりみどりなギャルゲーであるのを考えると、うーん、て。殿方が刀剣乱舞を遊ぶとこういう気分になるのかな、って思わずにはいられない。右を向いても左を向いても女の子キャラばかり。（野郎もいるにはいるけれどイケメンはいずこ。）

でも、動いてるイラストの殤浪さんがいつでも画面で見られるのを考えると、それでもって沢山いる美少女キャラと遜色ないほどに可愛い浪さんの表情を拝めるのを考えると、このまま遊んでもいいのかなという気になる。

萌えポイントとしては、とりあえず敵キャラに浪さんを「女みたいに綺麗な顔」と言わしめたシナリオライターさん本当にグッジョブでした。木偶様はもっと美少女なんですよ、とネクロのプレイヤー様達みんなに訴えたい。

そして、殤さんの第一印象「大柄なひと」も意外だった。木偶様だとむしろ衣装が素朴な分他のふたりよりしゅっとして見えるので。公式にはやっぱり源覚さんのイラストみたくがっしり、どっしりした胴回りで、大柄、ていう見解で良いんだろうな。

その「大柄なひと」は、「女みたいな綺麗な顔のひと」の頼もしいご亭主なんですよ、ピンチの時には王子様みたいに救いにきてくれたんですよ、と沼の民としてはぜひ推していきたい。

あとは、ギャルゲ主人公くんがひとなつこい属性の人で、浪さんのことをすぐに「巫謠」って呼び捨てするようになるんですが。いやいや、喋らないからってその子、あなたのそばに沢山いるような、見た目通りな美少女じゃないんだからね、とツッコミを入れたくなった。いい子だから懐きそうだけれど。

しかもなんだかそれ聞いた殤さんが、「俺だって名前呼びするまでに時間かかったのに……」って拗ねそうで。それもまたおいしいと思ってしまうんだった。

13日からいよいよ浪さんのスカウトガチャも始まるそうなので、それまでになんとか殤さんをお迎えしておきたいな。好みのキャラを地道に育成して本編を進められるんならいいかもしれない。三期まで時間はありそうだし、それまで殤浪チームでのリビングデッド退治の道中を楽しませてもらおう。