謎は全てとけた

浪巫謠さんのCV西川さんが歌う東離三期オープニング曲。放映前にスタッフ紹介がかぶらないOP映像をまるっとお見せしていただいたのと、今のところ放送一話につき３回繰り返し本編を視聴しているおかげで、だいぶメロディラインは頭に入れども。

歌詞が半分以上聞き取れずにもやもやした日々が続いていて、早く発売日が来ないかと待ち焦がれていたのだけど、ようやく、ようやく。21日に発売になりました。そしてまったくわからなかったサビが判明。

まさかの「一閃で爆ぜて」だったとは。それは、予想だにせず。わかって聞いてみれば確かにそんな風に聞こえる空耳アワー。

そして歌詞全体を良く眺めてみれば、描く弧（三日月）、音色だったり、奏でるだったり、ところどころ浪さんを思わせるキーワードが散りばめられている。

しかも二番には浪→殤としか思えない歌詞が。

「命の重さよりも護るべきは　霞まない無尽の愛」って。

二期であんなに、守りたいんだって言っていた存在。生きて越えられないといわれる鬼歿之地を越えて追いかけ、身の危険を省みずに全てを背負おうとし、三期の今も役に立ちたいと尽くし続けている存在。自分の命よりも守りたい人への想い、それは尽きせぬ愛だと。

結論。これは浪さんの歌だ。ってなった。

歌詞がちゃんとわかるって大事なことだな。いよいよ発売になったんだから、OP映像に歌詞つけてくれてもいいんですよニトロさん。いや、絶対つけるべきでしょ、言われなきゃ絶対に正しいサビわかんないもんこれ。わかってた人いたらすごいと思う。

音源買ったり調べたりした人間はちゃんとわかるけれど、調べないタイプの視聴者にはこれはきっと永遠に空耳。めっちゃ素晴らしい詞なので、わかって聞かないと勿体ないと思うので、一人でも多くの方に知って欲しい。

西川さんは、は行の発音が子音が弱いのかもしれない。そういえば、ふかん、て言いづらそうだもんな。「ふ」が小さくて、「かん」の音の方がより強い。これが明夫さんだと、ちゃんと「ふ」もバランス良く聞こえる。

台湾の字幕で不患、てなってるところが殤、の音が当てられてるのは、そちらのほうが言いやすいし聞きやすいからだったり。まさかね。

謎が全てとけてすっきりしたところで、この歌を琵琶を奏でながら唄っている浪さんを思い浮かべるのが容易なのは、たぶん西幽玹歌の影響。

唄っている絵といえば。三期の台湾版の円盤が全話入りのUSBハードディスクで、鶯時代のタペストリーやスペシャルカードや、ブックレット（32ページもあってサイズが30×23センチって、それはもうブックレットというよりも立派な書籍なのでは……、）がつくっていう豪華版。もうもう、霹靂さんは本当に、ファンが欲しいものをわかっていらっしゃる。どうやったら手に入るかわからず、買った事ないけど博客来で通販するしかないのかな、と思っていたら、YACHIAさんが代行で予約受付をして下さるそう。やった！　予約期間が長いのでまだお願いしてないけど、これは必ず買いたい。

欲を言えば、鳥籠の中の白鶯の画、裏面にひっくり返したら、澄んだ青空と大地を背景に、殤さんと睦姐さんに向かって歌っている赤鶯の画が書かれていたらさらに素敵だったと思う。そこは妄想力でカバーしよう。