殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

要石の女

日本には古来から、日本という国が大鯰に乗っていて、あちこち漂流していかないように要石で深く刺し止められているという言い伝えがある、と先日の話に戻るけれど。四話の睦っちゃんに再会して、睦っちゃんは殤浪の架け橋だけじゃなくて要石になったんだ、なんてわけのわからないことを考えてひとり納得をしていた。

 

ご本家の色々諸々のドラマを考えても、人質にされた挙句引き渡しの時に殺されていたり、そこにたまたま居合わせただけでとばっちりで殺されていたり、理不尽な運命を負わされ愛に殉じていたり、そう考えるととにかく生きて登場しただけで頑張ったよ睦っちゃん。生存していて良かった良かった。

目の原因もまたいろいろ考えられるところなのだけど、詳細は外伝の第三弾まで引っ張るんじゃないかなと思っている。十年に一度流行する、流行り病の後遺症だとか、連発できない鴛鴦離啜を無理に連発したせいだとか。

理由を辿るだけで90分の劇場版ができそうというのもあるし、それをテレビシリーズの三話分に押し込むのは今回の群像劇の人数の多さ、範囲の広さでは無理だと思うし。

聆牙が浪さんの怪我を知られたくないと思ったのは、心配させたくないというより、まあ、睦っちゃんの出方がわからないから、なんじゃないかと。

宮中に乗り込んできたあげく、時の皇女相手に、「おさらばですわ」なんて啖呵きって去ってく女侠が、視力喪失ぐらいでおとなしく控えてるはずがない。女版座頭市になってもおかしくないんだけどあのお姐さん。

ひとまず五話で、結局正体ばれた捲ちゃんと聆牙が琴爪投げられ、琴糸で締め上げられるに一票。

「視えないとどこへ飛んでいくかわからなくて困るのよねぇ。」にっこり。

 

 

洞窟にぼっちにされた浪さん。今回、怪我をし、背負われる立場が二期の殤さんと綺麗に対になっているという、甘さも弱さもお互いに認めるところの似た者夫婦殤浪なのですが、そういうところも人間らしい魅力に溢れていて良CP。

(殤は甘い。俺がしっかりしなければ。)

(こいつ甘いな、俺がいないと駄目なんじゃないか。)

そこがお前の弱さだうぬぼれだ、だから俺が助けてやらなきゃ。お互いそう思っているのが、対になって視覚化されてしまったっていう。

でも、もし二期と状況をかぶせてきているならば、二期でぼっちで待っていた殤さんを狂狷さんが襲いにきたように、洞窟の浪さんにも魔の手が迫るわけで。

チートテレポート設定、ご都合主義の極み逢魔漏に、眠っている浪さんがうっかり映し出されてしまったら。それを見た照媛が、お、殤嫁いるじゃん、二期で出来なかった、血祭りにして高いところに吊るすやつできるじゃん、て気づいちゃったら、人質コースまったなし。霹靂さんだと、たいてい人質って無事に帰ってこないんだけどさ。いや、殤さんが颯爽と助けにきてくれるのを信じる。