こうかは ばつぐん?
5日に販促と称して、ねんどろさんあるといろいろ楽しめるよ! という下手くそな写真を恥ずかしげもなく何枚も並べてしまったのだけれど。一日経ってAmazonさん見てみたら、ねん殤さんの新品売れてる! 中古だけになってる!
偶然、買われたタイミングが合ってただけかもしれないけれど、一体分くらいは販促効果あったのかもとちょっと嬉しくなってしまった。
10日には浪さん新品も入庫するらしいので、是非に。子供の頃はリカちゃんバービーと、お約束の着せ替え道を通過して育ってきたけど、推しCPを着せ替えできるのはまた格別なので。
浪さんも売れるように、追加で何枚か撮った写真を掲載。写真が下手&不勉強なせいで殤浪ふたりともあんまり可愛く見えないけど、実物はひれ伏したくなるほど可愛いので、一人でも多くの方にお手にとって、御覧になって頂きたい。
◇◇◇◇◇
「ずいぶんと、ひとけのない穴場を見つけたもんだなぁ、不患ちゃんよ。」
「ここなら、お尋ね者の啖劍太歳と天籟吟者が花見してても、悪目立ちすることもねぇだろう。俺達だとバレないよう服装も変えたしな。」
「誰も居ないし、浪ちゃんが弾き語りしても問題なさそうだネ。」
「おお、そりゃいいな。巫謠、そこの切株に座るといい。」
「ああ。」
「今を盛りの、いい景色だねぇ。そうだお二人さん、こんな詩を知ってるかい? 」
紫藤掛雲木
花蔓宣陽春
蜜葉隠歌鳥
香風留美人
「藤、雲の如く高木にかかる。葉は、囀る鳥の姿隠す。」
「最後の美人ってのは、藤の花に劣らぬ誰かさんのようだな。」
「……からかうな、不患。」
(あーもうコレ、空気読んで黙ったほうがいいでしょーか。いいでしょーね。)
「ここは人里から離れてる。誰の気配もないし、久しぶりにお前の歌声が聞きてぇ。」
「本当か? 吟じても良いのか? 」
「おう。頼むぜ。」
(嬉しそうだねー、浪ちゃんよォ。)
香しい風が、美しきひとを留める。
藤の花房を揺らす波の、その歌声は魔性、けれど心を寄せる者には聖音に等しい。
「ああ、いいな。」
(花の渦にも歌声にも、美しさにも酔いしれてしまいそうだ。)
「ありがとう、不患。」
(けれど誰より、目の前のひとの紡ぐ心音の美しさには、藤の花とてかなわない。)
◇◇◇◇◇
浪さんの服はディーラー様作、殤さんのはうちの自作。背景はキャンドゥさんの紙背景でした。藤の季節になったのでようやく使えて良かった。
詩は「紫藤樹」李白さん。霹靂さんの公式Facebookの真似っこで。
さて、10日の浪さんねんどろは売れるだろうか、効果はいまひとつ、になるか。ひとつでも売れて次の発売や再販につながるといいなぁ。