殤浪@サンファンドットコム

【Attention!】こちらはBL要素・18禁の内容を含みます。どうぞご注意下さい。Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 のキャラクターのカップリング推しの管理人、律による、腐向け二次創作記事中心のブログとなってます。

立体の魔力

数日経つのに、東離公式Facebookのスーツ殤浪の衝撃が強くて、留まることを知らない妄想欲。これ本当に、西幽コーポレーションを舞台に長編が一本できるわ。殤課長と新人巫謠さんのオフィスラブもの。

前回の続き。浪さんの能力を広報に生かすという試みが当たり、浪さん自身も社内に居場所が出来て、いっぱしの社会人としてどうにかやっていけるようになる。殤さんの部下という立場は変わらないけれど、ふたりだけでいる時には「不患」「巫謠」と名前で呼び合えるようになった。関係も徐々に深まり、会社の資料室に鍵をかけてこっそり触れ合っていた仲から、互いの自宅を行き来し、休日を共に過ごす仲に。

やがて殤さんは課長から部長職、専務になるけど、社長の代わりに社内を取り仕切るようになった社長令嬢の嘲風ちゃん(意外にもハーバード大留学とかしてる才媛。)や取り巻きの狂狷さんと反りが合わずに、独立を果たす。その時に睦っちゃんや浪さん、技術部門の天工さんなんかを引き抜いていくんだね。

勿論、殤さんや睦っちゃん達はともかく、浪さんを会社に留めたい嘲風嬢は、浪さんの弱みを握ってそれをネタに脅そうと考える。狂狷さんが浪さんに媚薬を盛って監禁して、狂狷さんを含む複数の男達の手であわや貞操の危機、というところで、間一髪で助けに入る殤さん。挿入こそされなかったものの、白い肌にはいくつもの鬱血痕が残されていた。怒り狂った殤さんは、狂狷さん達を痣だらけのぼこぼこにするのだった。

「会社を辞めるな、浪巫謠。辞めればきっと後悔するぞ!? 」

狂狷さんの叫びを無視し、乱された黒のスーツを整え、媚薬の効果で苦しむ浪さんを抱き上げて近くのホテルに向かう殤さん。自分の独立について来ると決めたせいで酷い目に合わされた浪に謝罪するが、浪は頭を振って淡く微笑み、呟くのだった。

「何を今さら。」

「……それよりも、その、」

媚薬で火照った体をどうにかして欲しい。浪さんの恥ずかしげな訴えに、会社で暴れていた時よりも理性を無くしてしまう殤さんなのだった。いつもどこか羞恥を捨てきれなかった浪さんが、薬のせい、という免罪符をもらって、我を忘れて乱れ狂うさまもいいし、浪さんの体を気遣ってどこか遠慮がちにしていた殤さんが、それにつられて暴れる欲を制御せずにぶつけるのもいい。

 

スーツ殤浪の立体の魔力、本当にやばい。ねんどろさん達が揃ったら、黒スーツを着せてみるのもいいかもしれない。